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LIFiLL 0003 COTTONY の旅「吊裏毛」後編

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LIFiLL 0003 COTTONY の旅「吊裏毛」後編

新旧の要素を組み合わせることで生まれたファブリック

最上級のスーピマコットンを甘くゆるく撚った糸を、旧式吊り編み機で丁寧に編み上げた「COTTONY吊裏毛」。新たなアイディアと旧式の編み機によって生み出されました。

さて、COTTONYの旅「吊裏毛」の後編は極上の風合いに欠かせない吊り編み機にまつわるストーリーや、舞台裏のお話も少し紡いでいきます。

MACHINES & TECHNIQUES – 旧式編み機と職人の技術

和歌山県北部地域で生産されているLIFiLLの「COTTONY 吊裏毛」。その生産工程で欠かせない存在が旧式の吊り編み機とそれを支える職人の方々による技術です。
吊り編み機によって生み出されるニット生地は、気温や湿度などの外的要因も大きく関わるため、経験を積み熟達した職人の方々が日々メンテナンスや微調整を行いながら、そのクオリティを維持しています。
この旧式の吊り編み機は、天井から釣鐘のように吊るされており、糸を無理に引っ張ることなく、クルクルと回転しながら円筒状に生地を編み進めます。
機械に無数に固定された「ヒゲ針」で編まれた生地は自重だけで自然に下へとたまっていくため、生地に余計な負荷が掛からず、伸縮性がありふっくらとした風合いになります。

NEEDLES – 極上の風合いに欠かせない立役者、ヒゲ針

ソフトでふくらみのある、LIFiLL独特の風合いを生み出すのに重要な役割を果たすのが「ヒゲ針」。この針が空気を含みながら柔らかく編み上げてくれます。現在ではドイツのメーカー1社がかろうじて生産を続けているという、とても貴重なパーツです。
吊り編み機のサイズにもよりますが、1台の吊り編み機に取り付けられているヒゲ針はおよそ1000本以上。吊り編み機は旧式の機械のため、歯車や針、そのほかのパーツが剥き出しとなっており、生地を編むたびに糸埃が付着するため、一反編み上がるごとに掃除やリペア、メンテナンスが必要となります。
効率ばかりを追い求める現代社会の中で、あえて時間と手間をかけ、大切に編み上げられた生地だからこそ、決して他では味わうことのできない極上の風合いに仕上がっています。

DYED – 風合いを最優先した加工とその挑戦

吊り編み機で丁寧に編み上げられた生地は、染色と共に強バイオ加工を行います。
強バイオ加工とは、普段あまり聞き慣れない言葉ですが、端的に言うと、特殊な酵素の溶剤に生地を漬け込み微生物(=バイオ)に糸の表面を食べさせ、糸の断面に凹凸を加える工程のこと。
この工程により、優しい肌触りや快適な着心地はもちろん上質感や光沢感なども加わります。

綿と綿の隙間が多く、たくさんの空気を含みやすい甘撚糸を使っている「COTTONY吊裏毛」は、その綿の“隙間”にバイオ加工剤が入り込みやすく、強バイオ加工ととても好相性でした。
強めのバイオ加工によりこの独特の風合いが生まれるのですが、生地裏側のループ部分に細かな繊維が付着することがあります。

これこそが、極上の風合いを生み出している証でもありますが、時としてデメリットと捉えられることもあります。
私たちが風合いを追求する際に生じる数々の“贅沢なわがまま”が込められた「COTTONY吊裏毛」は、普段のお洗濯、扱い方や着方によって、心地良さが維持され、長く愛用していただけます。その秘訣やヒントはまた改めて、ストーリーを紡いでいきますのでお楽しみに。

CUT – こだわりを持った特別な裁断

編み上げられた生地は、通常、機械での自動裁断を行い、1枚1枚の大きな生地に切り分けられ、染色やパーツ裁断工程に進みます。しかし、LIFiLLでは筒状に編み上がった大きな生地の状態のまま染色工程を行い、パーツ裁断も行います。
なぜ、一見遠回りに見えるような工程を選択しているかというと、通常通り断裁して生地をフラットな布の状態にすると生地に余分なストレスを与えてしまい、せっかくの風合いや自然なストレッチを損ねてしまうからです。

LIFiLLは、生地の膨らみや風合いを最大限引き出すことにこだわり、昔ながらの手法を選びました。筒状のままパーツ裁断を行う際には、生地を余すことなくパターン取りをし、裁断クズを軽減できるよう工夫を重ねており、結果として地球にも優しい生産方法をLIFiLLは選んでいます。
「生地の風合い損わせたくない」というこだわり、思いを生産スタッフやパートナーの方々に理解していただき、非常に手間と時間のかかる作業を経て、この風合いを実現させています。

COTTONY吊URAKE – 吊裏毛、旅の終わりに

糸、編、加工、すべての工程における相性が見事に合致し、こだわりと“贅沢なわがまま”が詰まった生地、極上の風合いを届けたい。
150年以上続く生地サプライヤーによるその思いはブレることなく、「COTTONY吊裏毛」スウェットにたっぷりと込められています。
この極上スウェットで、あなたの日常が、より心豊かなものになりますように。

LIFiLL 0002 COTTONYの旅「吊裏毛」前編はこちらから

 

登場アイテム

素材の分量をたっぷりと贅沢に使用したエクスクルーシブな最高級ラインの裏毛スウェット。しっとりとした肌触りが特徴です。希少性の高い「吊り編み機」でゆっくりと編まれた吊り裏毛は、空気を含み、ふっくらと柔らかく、格別な着心地を叶えます。

*ソフトな風合いを維持するために、裏側の繊維が一時的に付着することがあります。ご使用当初は黒×白など、コントラストの強い配色で組み合わせて着用される際は充分にご注意をお願いいたします。また、お洗濯の際はお届けする洗濯ネットをご使用されることを推奨いたします。

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